こんにちは!管理人の ねねコ です。
みなさんは歯の定期検診に行かれていますか?
私は実は少し前までは虫歯を直しても繰り返しすぐ虫歯になる<負の虫歯ループ>に悩まされていました。
もちろん、小・中学生の頃の歯科検診はいつも悪い結果だったので、好きではありませんでした。決して歯磨きをしない子どもだったわけじゃないのですよ?
こんな私でも、この<負の虫歯ループ>を抜け出すことができたあるキッカケがあります。今日はそんな「もっと早く知りたかった!」と今でも思うお話の紹介です。
INDEX
虫歯のループに気づけたキッカケ
「ねねコさん、24歳ですよね。 まだ24歳なのに、こんなに歯の治療を何回もしてるなんて、ダメですよ!! 虫歯は治療できる。けれど、歯は削ったら増えることはないんだよ。」
24歳の私がハっとした歯医者さんの一言です。
「歯は増えない」
皮膚や髪の毛は、傷がついたりしても後から自然に元どおりになりますが、歯はそうはいかない。歯は、増えない。わかっていたはずなのに、衝撃的でした。
その日のうちに、虫歯ができるメカニズムを歯医者さんから詳しく教わりました。ちょっとコワイ歯医者さんだったので半分お説教でしたが….(笑)
間違いなく、為になる内容でした。なぜ、今まで別の歯医者さんは ここまで教えてくれなかったのだろう?と不思議で仕方がありません。
虫歯になる原因:pH(ペーハー)について
pH(ペーハー)とは、酸性・アルカリ性の度合いを示す単位のこと。昔、理科の授業中によく使ったなあ〜、という記憶(笑)
このpH(ペーハー)が、虫歯には大きく関わってきます。
飲食を行ったタイミングでpH(ペーハー)が下がる
口内環境は、何か物を食べたり飲んだり下タイミングで、グっと一気に酸性寄りになります。
そして口内のpHが5.5を下回ると、歯が溶け出します。(これを「脱灰」と言います)
この歯が溶け出す状況が、虫歯になりやすい状況ということです。
pH(ペーハー)が上がると歯が再石灰化される
口内のpHは、飲食を終え時間がたつにつれてゆっくりと上昇します。
中性である水でうがいをするだけでも、口内はグっとアルカリ性に近づきます。また、歯磨きをすることで口内は正常なpHに戻ります。
ポイントは、脱灰時間を少なく且つ素早く再石灰化させること
pHが下がると口内は虫歯になりやすい環境になる、ということは分かりましたよね!!
お気づきだと思いますが、虫歯にならない為には、この脱灰(虫歯になりやすい環境になる)時間や回数を、減らせば良いのです。
飲食をすれば、誰でもpHは下がります。これは避けることはできません。
しかし、pHが下がる回数を減らすことはできます。pHが下がる回数や時間を減らす為にできることを、次で紹介します。
虫歯を繰り返さないために!
虫歯とpHの関係がマスターできれば、そして実践できれば、貴重な歯を減らすことなく生きていけると思います。
私も日々意識して生活しています。皆さんもぜひ試してみてください!!
飲み物は水かお茶にする
普段から飲むものは、糖分を含まない水かお茶がオススメです。歯医者さんからも薦めらられました。
ちなみに24歳当時、私がよく飲んでいたのは、コンビニでも買えるコー●スウォーターでした….。
お茶や水などの糖分を含まない飲み物であれば、pHの低下を防げます。
チョイ食べ・チビチビ飲みをしない
休み時間や仕事の合間に、ついついお菓子をつまんでいませんか?その一口でも、口内のpHは急降下します。
一息つくたびにつまみ食いをしている人は、口内のpHが下がりっぱなし。つまり、歯が溶けっぱなしの状態に…..。考えただけでもめちゃくちゃ恐ろしい。
疲れてチョコをつまみたい気持ちも分かりますが、そういう方は「この時間に1回だけ」などと決めるのもいいかもしれません。
そして食べた後にはうがいをして、できるだけ口内を中和させるなどの工夫をしてみてください!
外出先でもなるべく歯磨きをする
食事をして口内のpHが下がった状態からアルカリ性寄りにする為には、歯磨きが一番です。
会社ではランチの後に歯磨きをしない方もいるのではないでしょうか?
そういう方は是非、歯磨きを取り入れてみてください。口内の再石灰化を促し、日頃から虫歯予防をしましょう。
まとめ
虫歯になる仕組みと、虫歯にならないコツをお話ししました。
私は、pHについて歯医者さんから聞いたその日から実践し、それから虫歯にはなっていません。これは本当に本当の話です。
ちなみに私は、甘いジュースを日頃から飲んでいた為、お茶に変えただけで体がスッキリと少し痩せました(笑)一石二鳥でした(笑)
私の場合は、24年間虫歯と治療を何度も繰り返した為、奥歯なんかは銀歯が多いです。これ以上自分の歯を失わないように、pH意識して生活していくつもりです。
お子様の歯科教育にも、良い内容だと思いますので、皆様の歯の健康に役立てば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました♡